初! 明菜(?)着付け

おはようございます。

お蔭様で、例の企画書、無事12日午前中に提出致しました!(いつもながら、なんで何でもギリギリなんだよ 私!)

積雪の為、数日「禁・運転」(実際、車出すのも大変だし… 12日の「手習い塾」《古文書サークル》は休講になったし…)で恒例:火曜日の買い出しも、徒歩で近所のスーパーのみとしていましたが、昨日の落語長屋(お稽古会)は(世間的にはこれぞ不要不急なのでしょうが)是非とも行かねば!

…という事で、必要最小限(?)車廻りの雪掘り(雪掻きというレベルではないからでしょうか、新潟ではむしろ「雪掘り」という言い方をする事が多いのです)をしておき、ともかく着物に着替えて…

…とはいえ、なんせ玄関から車に乗るまでのわずかな距離とはいえ、足元は少し溶けかかったマッシュポテト(雪だけど)。草履や下駄じゃ、つま先カバーをしても絶対無理! ブーツ必須!

…という事で、以前からやってみたいと思っていた明菜ちゃん着付け(?)に初挑戦してみました。

早速この着方のメリット発見! 洋服の上だから、長襦袢無しでイケる!
(なんせ、私の着物はヤフオク落札品や頂きものがほとんどで袖丈が結構バラバラ。
着物コーデをする時に一番手間のかかるのは、袖丈の合う長襦袢をみつける事なのです。
…でもって、ここ数日「全集中! 3月の企画書の呼吸!」で、着物コーデをすっかり失念していた為、ともかく時間が無い!)
バッと着物選んで(万一雪まみれになっても惜しくないヤツ!)、お稽古だから半幅帯(あれこれ合わせる時間も無いので無難に黒!)ザッと出して…
パパッと着ようとしたけれど、やっぱり襦袢が無いとフニャ襟が気になる!
…という事で通称ウソツキ(襟突き肌襦袢)に襟芯通して着ましたが、うあ~、久ぁ~~しぶりの白半襟(いつもはここに柄半襟つけるのですが、そんな時間も無い!)。なんか自分としては間が抜けてるというか、物足りないというか… いやいや、そんな事を考えているバヤイじゃ無い!

ホントはもっと短め丈で着たいところですが、落語のお稽古なのでほどほど丈で…

で、帽子合わせてブーツ履いて、なんとか車に乗り込み発進!

…と思ったら… いきなりスタック!

必要最小限雪掘りはしていたつもりですが、車は直角には曲れない!
掘れていない積雪の角部分にタイヤの一部が踏み込んじゃったんですね~~。

明菜(?)着付けで良かった!(だって、着物の中は裏フリースレギンスにブーツ履いてますから) バッと降りて積んであるスコップ出して、スタックしてる車輪廻りの雪掻き(ここは掻き出し!)。
スタック時のブオブオ~ッというエンジン音が聴こえたのでしょう、お隣の方がスコップ片手に出て来て手伝って下さって(雪国の人情? 有難や、有難や…)、なんとか脱出成功!
(着物にブーツのチビおばはんがスコップで雪掻き出してる図… 満面の笑みで「ありがとうございました~!」と車が出て行った後、お隣さん、???だっただろうな、きっと(笑))。

思わぬ時間をとってしまったので、少し遅れて稽古場到着…と思ったら、まだ誰も来ていない。
部屋を間違えたかと思ってLINEを確認したら、シショー含めて皆さんそれぞれに「渋滞につかまって…」・「道路事情で…」etc. カキコがズラリ。
おぉ! 私が一番乗りだったか!(そ~なんです! 雪国の冬は、大変なんですよ。)

そんなこんなで、ほどなく皆さん集合(お1人だけは、「この分では稽古時間中に到着出来ない見込み」で、引き返されて欠席でしたが)。 稽古開始。

私は…… 皆様に見て(聴いて)頂くほどの自主稽古は出来ていなかったのですが、なんせ本番(笑天寄席)は1週間後。見て頂かなければその時点で出演放棄という事に…
でもでも… 12日(火)の午後に(またギリギリだよ!)「これだ!」と思った演目はお正月にピッタリ…というより1月にしか出来ないだろうという演目。今回出来なかったら来年まで温める事に…
…なので、「稽古出来ていなくてすみません、もし出して頂けるなら、こんな風にやろうかと思うんですけど…」的なそんなこんな言い訳しつつ、モチロン出来はボロボロですが、「こうやろうと思っています」レベルで、一応最後まで噺させて頂きました。

様々御指摘を頂戴した中で、「男は帯から銭は出さないよ」との御指導が有りました。
私自身、着物を着ている時に帯にお金を入れているワケではありませんが、例えば、切符とかすぐに渡さなければならないような小さな物なんかは、スッと帯に入れておいて、スッと出す事もあるせいでしょうか、旦那がお金を渡すところで、ホンッとに無意識でしていた所作だったので、「アッ!」と…
そうですよね、男帯は幅狭いですから、ポケット代わりにはならないんですよね。

雪の中でもとりあえずの明菜(?)着付けでも、着物着て行って良かった!
(プロではなく社会人落語なので、皆さんはいつも普段着でお稽古。着物は私だけです)
こういう細かい何気ないこと、やってみないとわからないアルアルです。

…でもって、「あと一週間で演れるかな?」的な雰囲気ながら、これまた素人落語の有難さ…というより、暖かい御常連様中心の笑天寄席の有難さ満載の上に乗せて頂いて(またお一方の演目がかなり短いものの為、全体の時間枠に収まりそうだという事も有るのでしょう)、来週中トリで演らせて頂ける事になりました。

幸い、この1週間も基本ステイ・ホーム!
好きな事・やりたい事を頑張れる幸せに感謝!
「全集中! 落語の呼吸!」で、楽しく苦しんで参ります!

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