公演中止のお知らせ

…と言っても、そもそも公演のお知らせをしていないので、「何のこっちゃ?」と思われる事でしょうが…(笑)

それでも、ごくごく少数のコアなファンの方(?)は、私が毎年5月・10月(時によっては+8月)あたりに公演を行うのでは…? と、楽しみにして下さっているので…
(…とはいえ、おそらくその方達は日常的にネットをチェックしたりはされないでしょうから… よ~~するに、自分の覚書として書いているようなものです)

演目を決め、会場を押え、チラシの原稿を作り… なんてぇ事をしている頃は、少なくとも新潟はまだ1日10人代の感染者数(それでも新潟らしく(?)毎日コツコツ着実に)だったのですが…

今回は著作権の切れていない作品なので、いざ著作物使用申請をしようか・そろそろチラシを発注しようか……という段になって、フと立ち止まりました。
つまり…ここからは確実に費用が発生します。
そして… DM発送(この費用がまた結構大きい!)をしてしまったら、今度は、お知らせをした方達への責任が生まれます。

グズグズと思い迷っている間に、東京・大阪が次第にヤバイ状態に…
…という事で、昨年同様、今年も5月公演は中止とし、会場をキャンセル。

そんなこんなのうちに、新潟も20人越えとなり、30人越えとなり!
とうとう東京・大阪には再びの緊急事態宣言!

やっぱ、中止に決めて正解! と思っています。

東京で、あらゆる対策をして、苦労を厭わずなんとか芝居の公演を行っている方達の情報が入ると、「すごい! 素晴らしい!」と思いつつ、正直焦ったり、自分が根性無し・日和見だと感じたり、「所詮、舞台が無くても日々を生きて行けるイイ御身分だからでしょ?」と、自分の中の誰かの声が聞えたり…
配信の有る場合は、その舞台を観て、「やっぱり演らなきゃダメだよなぁ~」と思ったり…
芝居に比べれば、朗読公演の場合、舞台上は私一人だけなんだし、昨年秋の公演のように、舞台と最前列客席の間を以前よりも更に広げたり、もちろん入場者制限でお客様同士の間隔も広くとれるようにしたり… 例えば舞台と客席の間にビニール幕を下げたり…等々、かなり危険度を下げる事は出来るんだから、演るべきなのでは?? と思ったり…

色々複雑な思いは有りますが……

やっぱり現状の中、私の結論は、中止! です。

なんとか、今年も、せめて秋の公演は(現状から考えると、まず夏の公演は無理でしょうねぇ。オリパラ、いくら無観客だとしても、ホントにやる気ですかね???)、出来れば昨年より良い状況下(ワクチン接種が行き渡って、少なくとも重症化を心配せずに、日常生活&イベント参加が出来る…etc.)で出来る事を願うばかりです。

人の社会がどうであっても… 花はそれぞれに美しく・可愛く咲いています。

 

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