ささえあいまつり2023

ついにこの日が来てしまいました!

早めに起きて、朝食の後、ザッと稽古。
アッという間に時間が過ぎ、支度をして昨日まとめておいた大荷物を積んで出発。
搬入口から会場の大広間まではすぐでしたが、楽屋として使わせて頂く茶室までが、まるで迷路のような廊下。
よく悪夢で見る「楽屋から舞台までたどりつけない!」が現実になるのでは? と不安になりましたが… とりあえず大丈夫でした。(笑)

朗読
思っていたよりもお客様がお集まり下さって嬉しかったのですが、
同じ大広間の半分で(パテーションも何もなし)別の何か(健康コーナー?)を
やっているので、さほど大きくはないものの、ザワザワと話声がしたり
当然人が動いたり、時には子供が走ったり…
…という、朗読家にとってはかなりキツイ状態でした。
こちらも、またお客様も、集中出来ない状態での朗読はイカンです。
なんだか妙に居直って読み通せたのは場数の賜物かも…
でも、今後は、こういう会場での朗読はお断りしようと思います。

[出張笑天寄席]

…とはいえ、笑天寄席主任の楽々シショーは、今日は別のお仕事で欠席
五円さんと私との二人会(?)でした。

三流亭 楽栗「締め込み」

㐂八屋 五円「ちりとてちん」

朗読の時の会場の状態を、さすがに申し訳ないと思ったらしく
運営スタッフの方が「あちらのコーナーには静かにするように言いますので…」
とは言って下さいましたが
(朗読の時に言って欲しかった!)
やはり、ザワザワ感はどうしようもないです。
でも「締め込み」の夫婦喧嘩の場面で
「うるせぇッ!」と叫んだら
大広間中がシ~~ンと静まり返ったのは面白かった。(笑)

お客様は朗読の時の倍ぐらいお集まり下さって
やはり「朗読の弱さ」を実感。

朗読と違って、落語は叫んだり暴れたりも有り、お客様の笑いも有りなので
こちらもガンガン攻める事も出来ましたし
よく笑って頂いて、お帰りになる時に「面白かったわぁ~」とお声がけ頂いたりしたので
まぁ… 良かった… のかな?

…とはいえ、やっぱり次回こういうイベントが有る時には
会場設定については、しっかり要望をお伝えすべきだと感じました。

「飲食(特にお酒)の席・人の動きが有るオープンスペースでの落語はお断り」
という、楽々シショーの条件付けは御もっともだと思います。

落語も、朗読は更に…
言葉だけが頼り・その言葉を受けるお客様の想像力が頼り。
気が散るような音や動きやザワザワ感が有る場所では
演者とお客様とで世界を創る事は出来ない。
本当に繊細なものだと改めて実感したイベントでした。

さて、次は15日の笑天寄席。

そして18日の「不断草」

がんばっぺぇ~~~!

…ってな事で…
今日も私は元気ですッ!

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